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出版物のご紹介
Dr.ななえの童話シリーズ
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Dr.ななえの旅日記





作者 くらじ ななえ

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おはなし:その1
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おはなし:その4
おはなし:その5
おはなし:その6
おはなし:その7
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  「あのー、小人のくん、もしもハムスター係の小人さんがこの森にやってきたら、ぼくらもむし歯になりますか?むし歯っていたいですか?」

「そりゃあむし歯はいたいですよ。でもお二人は、ぼくのいのちの恩人です。小人がやってきても、歯に穴を掘られない方法をおおしえいたしましょう。

でも、これはないしょですよ。そのかわりお二人にお願いがあります。ぼくのなかまのパとピとペとポをさがしてくれませんか。それから…」


すこしあいだをおいて言いました。

「いのちの次に、大切なとんかちもいっしょにさがしてください。なにしろこのあたりは、はじめてなので、道がちっともわからないのですよ。」





はんますほいとやは、考え込んでしまいました。

人間にもおともだちがいたからです。

黒柴のチョビと
トラねこのUK(ゆーけー)を飼っているえりなちゃんと、
いとこのイチローくんとジローくんです。

くん、きみはぼくらのお友だちのえりなちゃんや
イチローくんの歯にも、穴をあけますか?」


「もちろん、それがぼくらの仕事ですからね」

誇らしげに、小人の
はこたえました。

「えりなちゃんとイチローくんとジローくんと
チョビとUKが、もしもとんかちをさがすのを
手伝ったら、えりなちゃんとイチローくんと
ジローくんとチョビとUKの歯に、
穴を掘らないって、約束してくれますか。
もっともチョビは犬で、UKはネコですけどね」


はんますが、おにいさんらしいていあんをしました。

「それはいい考えだ」

ほいとやもホッとして相づちをうちました。

「わかりました、わかりました。
いいですよ。ほかの人の歯でお仕事しますから」



学校が終わると、小学校1年生のえりなちゃんは
かならず森へやって来ます。
イチローくんとジローくんと
黒柴のチョビ、トラねこのUKがいつもいっしょです。

はんますほいとやは、
えりなちゃんやイチローくんとたんけんごっこをするのが
大好き。
みんなは、空が夕焼けになるまで遊んでよいお約束でした。

西の空がオレンジ色になって、
カラスが群をつくって森に帰るころ、
えりなちゃんたちもお家にかえるのです。


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